それから数日後にその友人から連絡があり（○町の○○さんて聞いたことが有るだろう。実はこの前偶然パチンコ屋でD君にあったんよ。そしたら勝ったからおごってやる。○○さんの所に飲みに行こうと誘われていったんよ。そしたら○○さんがマスターで見せだしてるのよ。俺マスターに凄く気に入られたんか知らんけどとにかくいい人やからお前も行こう。この前なんかすべてマスターのおごりでなあ。こんどは俺がおごらないかん立場やし店に行って少しでもお客つれて行ったら俺の顔も立つんや。お前が金がないのならおごるからとにかく行こう。解ったお前がそんなに言うんなら今日は甘えるわ。と言ってその店に行きました。そしてそのマスターを紹介されて私自身こんないい人にめぐり会えた。まるで兄貴分みたいな人やなあ。帰りに友人は俺あの人に一生ついて行こうと思う取るんや。お前も出来るのなら浸しくなってたほうが絶対に良いからな。友人に言われるより先に私のほうがその人の虜になりついて行こうかと思ってました。これが借金地獄に足を踏み込むことになるとはその時はまだ夢にも思いませんでした。

本当に儲かる所はここしかない

その後友人は俺あの人の所で働くわあ。鳶もやめて水商売の修業をする。昔にやったことが有るから大丈夫や。給料は安いけどなんとかなるし。と言ってその人の店で働きだしました。もちろん私もマスターの所で働くのなら心配ないと思い賛成していました。そして店に頻繁に出入りするようになりお金がない私に飲み代をおごって貰ったりしてました。もちろん用事も良く言われたこともあったのでそれは喜んで引き受けていました。車で乗せて行ってくれと言われても嫌とは言わずに、しかしガソリンがないのなら入れてくれたり、おなかがすいてたらごはんを食べさせてくれたり本当に良くしてくれる兄貴分みたいな人でした。数か月後に餌食にする為に飴玉をしゃぶらされてるとも知らずにこの人は今までの人生で本当に出会えて良かったと信じてました。

人に頼らなくても稼げる方法は有る

続きは3話で見て下さい。